株式会社リノベーションLABO

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フランス漆喰

自然素材の宝庫である南仏プロヴァンス地方には古代ローマ人が 建造した数々の遺跡が残っています。ある時、古代ローマ人は熱と水、そして空気の働きによって身の回りにある石灰石が変化する事を発見。そこから、漆喰(しっくい)や石膏(プラスター)といった壁材料が発明され、数々の古代文明が堅牢な建物を建て、室内を装飾することになります。こうした、自然素材・天然素材を取り入れた塗り壁が南仏プロヴァンス地方で数世紀に亘り伝わる中で、フランス漆喰(フランス壁)と呼ばれるようになりました。

他の塗り壁材では実現できないその独特な雰囲気で常に安定した人気。クラシックからポストモダンまで自由自在に表現可能ですので、一般住宅から商業施設まで幅広くご利用いただけます。

セニべトンハイブリッド

弊社イチオシ商品です。この頃大人気のベルギー製コンクリート調左官仕上げの3/2以下の価格で施工加工です。塗り厚1㎜程度で施工性も抜群。用途に応じで撥水性能も選べます。中世ヨーロッパの石造りを再現できる塗り壁漆喰材です。造作性も高く曲面やキッチン天板等への使用ももちろん可能。

ベーシック施工
蜜蝋WAX仕上げ(内装。壁面向き)
ブッシュボール吸水防止剤仕上げ(内装向き・壁面・床面・水回り・キッチン天板等)
ヴェルニシールトップコート仕上げ(内外装・多分無敵)

セニべトン

ハイブリッドの元祖、厚み5㎜程度のの仕上げです。施工難易度は高め。表情はハイブリッドより粗目で強度は高いです。ハイブリッド同様、あらゆる場所に施工可能です。柄はハイブリッドよりおとなし目です。

アバナ(刷毛塗り漆喰)

南仏プロバンスの古い家屋の壁を表現できます。塗料と漆喰の中間である内装材です。消石灰・セルロースファイバー・粉末セメントの天然素材で作られてます。裏技で刷毛を使わず鏝で重厚なイタリア磨き風な表現も可能な商品です。

アルケットショー

まさにプレーン且つ無添加な漆喰です。ほぼ消石灰、セルロースファイバーのみの漆喰です。南仏のプロバンスの街並みを作り続けてきた建材です。

セニピエール

中世の石造りのデザインやレンガ積みされた壁を、厚さ5〜30mmの塗りで表現出来るヨーロッパでも人気の造形用漆喰です。 作り手の個性や表現力を生かす事ができ、フリーハンドで造形出来るので好きな形・大きさの石やレンガを手作りで施工出来ます。専用の研磨材を使う事で、大理石のような高級感ある石模様を造る事も可能です。

内装・外装共に使えますので、お部屋の壁を石積み模様にしたり外壁の一部にレンガを造ってみたり、オリジナルの壁を楽しみましょう

デコプロバンス

世界中のどのようなインテリアにも合わせることができ、クラシックからモダンまで自由自在に表現できるため、住宅から商用施設に和洋問わず展開可能。 天然素材の蜜蝋入りワックス(仕上げ材)により、壁の水拭きができるためメンテナンス性にも優れています。

[調湿効果・紫外線防止効果・静電気防止効果]

イタリア漆喰

イタリア漆喰の起源は古代エジプト時代に遡ります。ギリシャ、ローマ時代と時を経てヴェネツィア共和国繁栄期に建築装飾仕上げとしてイタリア全土へと浸透して行きました。
世界最古の建築書(紀元前25年)と言われる『ウィトルウィウスの建築書』にはその時代すでに確立していたイタリア漆喰についての細かい記述があります。

石灰や大理石粉・砂等を原材料としてコテで塗り重ね最後に艶を出す仕上げは伝統的、古典的仕上げとして今も変わらないものです。
古くはウィトルウィウスの教えに忠実でもありストゥッコ芸術の解説者でもあったルネッサンスの建築家パラディオにより、また、忘れられていたストゥッコ技術の復活に力を注いだカルロ・スカルパらによりイタリア漆喰は西洋の建築文化の一部として今も受け継がれ続けています。

ベネチアーノ・スタッコアンティコ

<水溶性漆喰特殊金ベラ仕上塗材>

奥行きのある光沢、豊富なカラーバリエーションと微妙な色合い。 また、下地処理の後、砂を塗布して巧みに複雑な色調を表現するなど施工方法によって、味わいの異なる多彩な質感を生みだします。

特徴は、金ベラで塗布する時に模様を描き、最後に磨き上げて仕上げます。(研磨仕上げ) 表情の良く似ているものはグラセロですが、グラセロが重厚感のあるツヤを出すのに対し、ヴェネチアーノのツヤは奥行きを感じます。 これは、ヴェネチアーノが透明感の強い材料だからです。ヴェネチアーノは透明感のある材料なので、ツヤに奥行きが感じられ、グラデーションや2色、又は3色(あるいはそれ以上)の塗り重ねが出来ます。 
夫々の色が無理なく溶け合い、重なり合って、目を見張る美しさがあります。 ヴェネチアーノの多色塗り重ねの質感は、他社の類似品では真似の出来ない仕上げです。

また、石灰だけの左官材に比べれば調色の巾が広いのも特徴です。金色や銀色といった施工も可能です。1700年代にイタリアのヴェネチアで流行した壁の製作技法のひとつで、大理石調と呼ばれる気品ある仕上げは、現在もカルロ・スカルパデザインのポポラーレ銀行(ヴェローナ)をはじめ、イタリアのあらゆるところで見受けられます。

グラッセロ

<鉱物性漆喰特殊仕上塗材>

20世紀が生んだ天才建築家カルロ・スカルパが、50年以上前にベローナのポポラ-レ銀行でスタッコ・アンティコを使いました。 そのスタッコ・アンティコは、いまだに、時の経過を感じさせない美しい表情を保っています。  当時、材料は、職人が自分達の手で作ったと聞いていますが、グラセロはこのとき職人達が作った材料に極めて近いものです。

重厚な質感とツヤには落ちつきがあり、お部屋の雰囲気はもとより、空気まで変わってしまうかのようです。  原料は石灰を主成分とし、シリカや大理石粉を加えたもので、用途は、基本的に内装ですが一定条件下のもとでは外装にも使えます。 石灰は通常は粉体ですが、このグラッセロの原料はペースト状です。  ペースト状の石灰は、石灰石を焼いてから水に漬け、2年位熟成させて出来あがります。

このような石灰の製法は、イタリアでは数百年前から行われてきた伝統的な方法であり、粉体に比べると品質が安定しています。 実は、このように製造された石灰のことをイタリア語でグラッセロと呼びます。 つまり、こうやって得られる石灰を、そのまま商品名にしてしまった訳です。石灰そのものの価格も、粉体に比べて10倍もします。

カルチェ・ラザータ仕上げは、下塗りとして「INTONACO FIRENZE」という粗い骨材の入った左官材を塗布します。 この上にグラッセロを塗布しますので、黒っぽい斑点がたくさん出ます。  ちょうどカルチェ・ラザータ(ひげそり後の肌)のように見えるのが特長です。 このカルチェ・ラザータ仕上げが外装にも使用できます。

カルチェラザータりのらぼ仕様

<社外秘>

上記のカルチェラザータの表現を、リフォーム向けに施工リスクを回避した弊社オリジナルの手法です。材料コストを抑え、研磨による粉が出ないのでリフォーム現場で容易に施工可能です。 カルチェ・ラザータはイタリア語で“削られた石灰”(別名“髭剃り跡”)という名のざらざらした骨材の質感が特徴的です。

ポルヴェーレメディア

<鉱物性漆喰特殊仕上塗材>

高級ブティック、エルメスの新築・改築にも使われている注目の左官材です。 石灰を主成分とし、シリカや大理石粉を加えたものです。  仕上がりの表情には上品な色ムラと細かい砂粒の頭が見えます。 表情はマットであまりツヤを出さないのが普通です。品のよい落ち着いた雰囲気を出すことができます。  エルメスの場合は、仕上げをなるべく均一にしてツヤを出す仕上げをしています。

別商品のグラッセロをポルヴェーレメディアの上に塗布すると、更に奥行き感と重厚感が出てグレードアップします。 また、自然なツヤがきれいに出ます。

エポカ

<鉱物性漆喰特殊仕上塗材>

手作業による微妙な色ムラと自然なパターンが特徴です。 建築物と共に歴史を刻むのに相応しい、深みと風合いと質感のある材料です。  主成分は石灰ですが、色合いや質感は土を連想させます。 石灰は構造がポーラスなため空気を通します。 外装に使えば躯体を密閉することがありません。  内装に使えば湿度をある程度調整する効果があり、結露も起こり難い材料です。 

標準仕上げは、スパトーラと呼びます。 スタッコアンティコのように金ベラの跡が残るように仕上げ、さらに金ベラで磨いて多少のツヤを出します。  すると塗装表面の微かな凹凸が色の濃淡となって現れます。 エポカはそのまま塗布する方法と下塗りに「砂」を塗布する方法があります。 外装に使えるのは「砂」入りのみで、PB仕上げといいます。

アンティクア

<鉱物性漆喰特殊金ゴテ塗材>

アンティクアには2種類あり、その違いは、骨材の大きさです。 アンティクア-1は3厘(約1mm)程度の白い骨材で作られているのに対し、アンティクア-2は5厘(1.5~2mm)程度の黒い骨材が混ざっています。 

アンティクアは、イタリアの伝統的クラフトマンシップが生んだ左官材です。 表情には微妙な陰影があります。慎重に厚みをつけた仕上げからは、重厚感とともにほっとする優しさを感じます。  施工直後よりも、むしろ時の経過と共に味の出てくる左官材と言えます。 アンティクア1はパティナ仕上げもできます。

ペルラージ

<水溶性アクリルエマルジョン塗料>

ハケ目をテクスチャーとして活かし、スタッコ調のパターンを出す金属調の塗材といえばペルラージです。ペルラージ同様金属調ですが、ペルラージSには細かい骨材が入っています。  金ベラで塗布すると、金ベラの動きにつれて、この細かい骨材が向きを変えたり移動することによってテクスチャーを作ります。  このテクスチャーは落ち着いた陰影となり、上品なキラキラ感も出てきます。非常に上品なので、ホテル、レストラン、ブティックなどの商業空間はもとより、住宅に使ってもとても良い雰囲気を醸し出します。

フィニッシュ

<骨材入水溶性アクリルエマルジョン樹脂塗料>

ザラザラした骨材とマットな色合いのイタリア製内外装用塗料フィニッシュ。施工はローラーを使用するだけの容易なもので、イタリアをはじめ広くヨーロッパで使用されています。

オリジナル

廃墟風EP仕上げ

<社外秘>

普段使いの素材にイタリア漆喰施工等の経験を活かし表情を作りました。漆喰ではないので吸湿性能等はありません。

イタリアンガラスモザイクスタイル

BISAZZA

https://www.bisazza.it/

1956年、北イタリアのアルテ・ヴィチェンザに創立したビザッツァは、室内外の装飾に用いるガラス製モザイクタイルの業界をリードするメーカーである。精力的な起業家のスピリットと近代的なテクノロジーに精通する技術力、そして国際的なマーケットの需要を見越す能力で際立っており、この分野における草分け的な存在となっている。
企業として、洗練した最新技術と高品質を誇る製造、及びブランディング戦略の一環としたディストリビューションネットワークの確立など極めて重要な側面に力を注ぎ、バルセロナ、ベルリン、ロンドン、ロサンゼルス、マイアミ、ミラノ、ニューヨーク、パリと8つのフラグシップストア、約5000の代理店を全世界で展開する。2005年、ビザッツァはイタリアの高級ブランドを支援する団体“アルタガンマ”に加盟。
2006年には、家具や装飾品などハイエンドなインテリアシーンをモザイクアートと共に提案するBisazza・Home(ビザッツァ・ホーム)を立ち上げる。CEOのピエロ•ビザッツァは、世界のトップデザイナー、特に建築、デザイン、アート、ファッション分野で活躍する多様な人材とコラボレーションを成功させている。